肝炎や、肝硬変、肝がんなど様々な疾患によって、肝臓の機能が低下すると、それに伴って、合併症と呼ばれる様々な疾患が現れてきます。
ここでは、その合併症について説明していきます。

肝性脳症とは

肝性脳症とは、正常な肝なら代謝されるはずの有害物質(アンモニアなど)が脳に達することによって生じる合併症です。肝臓の機能が低下すれば全ての患者さんが発症するという訳ではなく、患者さんの肝機能の状態や、血中の有害物質(アンモニアなど)の量、またどれくらいの期間、脳が有害物質(アンモニアなど)にさらされていたかにもよりますので、発症するかどうか、また重症度についても人それぞれです。

監修:北海道大学大学院医学研究科 消化器内科学分野 教授 坂本 直哉 先生

※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。